燃えろ!トップストライカー
ジャンルサッカー・青春
アニメ
監督康村諒
シリーズ構成黒田昌郎
キャラクターデザイン岡迫亘弘
音楽山本純ノ介
製作テレビ東京・日本アニメーション
放送局テレビ東京系列
放送期間1991年10月10日 - 1992年9月24日
話数全49話
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ
『燃えろ!トップストライカー』(もえろトップストライカー)は、1991年10月10日から1992年9月24日までテレビ東京系で放送されたテレビアニメ。全49話。本項では1992年10月に発売されたゲームソフト「トップストライカー」についても併載する。 1990年代初頭のイタリアではセリエAと呼ばれるトップディヴィジョンのサッカーリーグにオランダのルート・フリットやマルコ・ファンバステンやフランク・ライカールト、ドイツのローター・マテウスやユルゲン・クリンスマン、ブラジルのカレカといった世界各国のスター選手が集まり、本作品の放送の前年には1990 FIFAワールドカップが開催されるなど活況を呈していた[1]。そのイタリアにサッカー留学した日本人少年が名指導者やライバルとの出会いや交流を通じて成長する姿を描いた作品である[1][2]。なお主人公のチームメイトは全て外国人であり、全編をヨーロッパを舞台として描かれるなど国際色の豊かな作品となっている[2]。 日本での放送開始前にフランスで放送されることが決まっており[3]、フランスの放送局側からの要望もあって個々の登場人物の容姿をデフォルメせずに、視聴者にリアルな印象を与えるように目や口を小さく描写するように配慮された[3]。 韓国では『シュットリ』という題名で1993年にSBSで放送され、『キャプテン翼』をしのぐ人気サッカーアニメとなった[4]。 父親の計らいでイタリアのジェノバへサッカー留学をした吉川光は名門チームのサンポデスタ・ジュニアでプレーしている。そんなある日、光の両親が航空機事故で急逝したため日本に住む叔母に引き取られそうになるが、町医者のロブソンに才能を見出され、イタリアに留まることになる。ロブソンの下で指導を受けた光は、チームワークを学ぶため弱小チームのコロンブスに加入し、ジェノバ・カップに出場する。 光はジェノバ・カップ決勝で古巣のサンポデスタ・ジュニアに敗れ準優勝という結果に終わったものの、イタリア少年サッカー大会に出場するジェノバ代表に選ばれ、自己主張の強いチームメイトをまとめあげ一目置かれるようになる。やがてロブソンの提案により世界各国から優秀な選手を集めた混成チーム「J・ウィングス」が結成されると、光はかつてのライバルと共にヨーロッパ大会四カ国対抗戦やジュニアチャンピオンズカップに出場するなど活躍の場を広げていく。
概要
ストーリー
登場人物
主要人物
吉川 光
声 - 伊倉一寿本作の主人公。ポジションはミッドフィールダー、フォワード。日本からのサッカー留学生[5]。サンポデスタ・ジュニアの補欠だったが、ロブソンに才能を見出されて弱小チームのコロンブスに加入。やがてジェノバ選抜でイタリア大会優勝を果たし、世界各国から選手を集めたJ・ウィングスのキャプテンを務める[5]。必殺技は「アキーラショット」。
ロブソン
声 - 銀河万丈イングランドの往年の名ストライカーで、引退後は医者となりジェノバで診療所を開いている。光の師匠として様々な特訓を課し、後にJ・ウィングスの監督を務める。実家は資産家で、弟のチャールズはヨーロッパ大会のスポンサーを務めている。
アンナ
声 - 西原久美子本作のヒロインのひとりで、ロブソンの診療所で助手をしている。街のサッカークラブ・コロンブスでは男子に混じってプレーし、後に女子サッカーチームにスカウトされる。
ベルティーニ
声 - 初代吉村よう2代目福田信昭ロブソンと知己のある陽気な親父。目ぼしい選手をサッカークラブに斡旋することで収入を得ていたが、光の才能に惚れ込み彼を応援するようになる。
ジュリアン
声 - 松本梨香フランスからのサッカー留学生[5]。